厳しく指導したから伝わると言うものではない

横乗りの期間とある先輩から厳しく怒られることが続いた。その人の「伝え方」はとにかく怒鳴る怒るダメ出ししかしないと言うものだった。おそらくその人も過去に先輩乗務員からかなり厳しく教え込まれたのだろう。でないと怒った教え方はしないはずだ。

確かに人を育て教育すると言うことはコストがかかる。時間もお金もかかってしまう大変面倒なことである。それは私もわかっている。そんなわけだから私はとにかく平身低頭に教えをこうむっていた。メモも取って予習復習もして臨んだ。ただ、こちらは何でも聞く体制にあるわけだが相手の先輩は感情に任せてが鳴り散らす、相手の自信を喪失させる、そう言うやり方だったから肝心な技術が伝わっていかないのだ。

おそらく人材育成という概念もないだろうし、昔気質の背中を見て覚えろ、なのだと思う。それはわかる。昔気質と言うこともわかる。背中をみろと言うのもわかる。でも要点が伝わらなければ意味はないのだ。横乗りの意味もないし時間も費用も無駄になるわけだ。

何をやってもダメだ、ダメだ、遅い、動きが悪い、それを繰り返し注意され挙げ句の果てには人格否定的な言葉も浴びせかけられた。ちょうどその日は独り立ちに向けた最終確認の日で、私も確実に独り立ちできるようにといつもより意識して頑張って作業をしていた。声もいつよもり大きく出していたはずだ。それでもそんな感じで人格まで否定され流石の新人である私も感情が表情に出てしまいそうだったのでグッと奥歯を噛み締めて下を向いていた。この時は辞めようと真面目に思ってしまった。

こんなことは書きたくなかったが、でも一方は必死で学ぼうとしているのに相手は伝えることに工夫や努力をしないと言うのはやはり仕事としてダメだと思う。新人だから怒鳴られても良いと言う時代はもう過去のものであるのだから。いかにして相手に伝わるようにするか、と言うことが求められているのだと思う。

厳しく指導したから伝わると言うものではない」に2件のコメントがあります

    1. コメントありがとうございます。典型的な旧来型の先輩でした。そもそも「伝える」という概念が無いのだと思います。ほとほと困りました。

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