転職と断酒は相性がいい (番外編)

結論、お酒をやめると転職が失敗しても逃げ道を確保できる。

こんなことを言うと、酒に飲まれるほうが悪いとか、働いてこそ美味しいお酒が飲めるとか、または美味しいお酒を飲むために働くのだとかお酒と仕事がセットの様な話が聞こえてきそうだ。私が言いたいのは、お酒は飲むことによって酩酊するしそれが行き過ぎると依存症と呼ばれるものになってアルコールに脳味噌が支配されてしまうと言うことだ。本来なら私(自我)が主人であるはずなのにお酒が主人になってしまうのだ。なので私が私らしく転職をするのであれば断酒はしたほうが良い。

お酒を飲まなくなることで転職に何が良いかと言うと、単純に冷静な自分で自分のことを捉えられる様になるからだ。お酒の力を借りてエイッと決断をするのでは無く、素のままの自分で何をどうしたいかを判断し決めることができる。この入り口の部分を適当にお酒の力でやり切ってしまうと、出口に立った時に責任が持てなくなってしまう。転職は入り口の部分、転職することにスポットが当たりがちだが、実は出口(辞めるとき)もセットになっているものだと私は考える。

どれだけ真剣に考え悩み決断したかが入り口だとすると、その入り口でしっかり考えたとすると要はしっかりと梯子をかけておくことができていれば、出る時もその梯子はしっかりとまではいかなくても少し朽ちた程度で使えるもので残っている。熟考して転職したなら仮にその場所が合わなくても辞めるときも自分を保ちつつ辞める判断と決断ができると言うことなのだ。

そんなことはお酒を飲まないまでも真剣にやることだ、と聞こえてきそうだ。そう。お酒を飲んでも飲まれない人はそれでも良いと思う。それでも転職という大事なイベントの際にはやはりお酒は抜きで臨みたいものだ。お酒に主人の座を明け渡してしまうと、仕事の内容にまでお酒の影響が及んでしまう。何時に帰ればまだ酒が飲める、酒が飲めないなら転職しようか、職場の人と付き合いだから飲みに行かないといけない、あと何時間あるから飲める、急いで帰ろう、などなど。その他断酒に関してはいろんなサイトで情報が出ているのでここでは私の個人的な見解だけを述べる。

ちなみに私は断酒して2年になるが、転職を失敗して逃げ出すときに入り口に置いてきた梯子を見つけて無事逃げ出すことができた。お酒に主導権を握られていたら梯子はそもそも無かっただろうしあっても見つけられずにいただろう。

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