(番外編)バイキンマンについての考察

人生で初となるぬいぐるみの購入である。ショッピングモールを歩いていてふと目に入ったのがアンパンマンシリーズのぬいぐるみたちであった。自分の書斎になにかぬいぐるみでも置きたいなと思っていたので迷わずその中からバイキンマンを選んだ。王道のアンパンマンを選んだり可愛らしいドキンちゃんを選んだりする余地はなかった。バイキンマンが良かったのだ。

職業柄アンパンマンをテレビで見ることが多々ある。言わずもがなやなせたかしさんの名作中の名作である。今日はこのブログで私がなぜバイキンマンを選ぶのか、その根拠となることを書いていこうと思う。バイキンマンは名前の通りばい菌を持っている悪い存在であり悪役として描かれている。実際はドロドロ、ベチャベチャした表現でなくアンパンマンなどとベースは同じく丸顔に丸い鼻、手足で描かれていて子ども向けのキャラクターになっている。ばい菌イコール汚い、というより汚れ役イコール悪役として日々活動している。

バイキンマンを取り巻く関係性はというと、バイキン城でドキンちゃん、カビるんるんやホラーマンと寝食を共にしていてこの人たちがバイキンマンと親しい間柄として描かれている。親しいのか支配しているのかされているのかわからないが、バイキンマンが心を許せる人たちであると言えるだろう。コキンちゃんもここに加えたいが、かなり不定期な登場であり実態はあまりよくわかっていなので割愛する。

バイキンマンはとにかく一貫性がある。毎日毎回アンパンマンを「お邪魔むしめ〜あらわれたな!!」と言って自身が発明し製作した変形ロボットを駆使してアンパンマンをやっつけるのだ。やっつけると言ってもそれほどの大義名分がそこで表現されているかというとそういうのはなく単純にアンパンマンを毛嫌いしているだけである。理由はたったそれだけの様で、あれほどの開発費を投入して可変自在な天才的ロボットを開発して毎回飽くことなくアンパンマンをやっつけようとしている。そして決まって毎回負ける。それでも諦めず何度も挑戦するその姿は悲壮感を通り越して安定感を我々に与えてくれるのである。

アンパンマンは顔に水をかけられても周りに助けてくれる仲間たちがいる。いろんな人によって正義の味方をバックアップする体制が整えられている。それに反してバイキンマンは孤独である。ドキンちゃんから叱責されたり要求されるだけで見返りは全くない。アンパンマンにやられると地平の彼方までぶっ飛ばされておしまいである。やられてもまた1人で立ち上がってロボットの改良、開発に着手するのである。そうしてまたアンパンマンに1人で立ち向かっていくのだ。

汚名を浴びせられ、汚いと言われ、汚い手を使って相手に向かって行っても必ずと言って良いほどやられてしまう。周りには心から手を差し伸べてくれる人もいない。でも信念は曲げない。そしていつも孤独と闘っている。そんなバイキンマンに感情移入してしまう人はたくさんいるのではないだろうか。私はその1人だ。

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