
タンクローリー に乗って日々忙しくしているときにでも必ず浴槽にお湯をはって入浴をしていた。夏場も、だ。湯船に浸かることはいいことなんだろうな、という思いだけで。詳しい効能とかはあまり気にしていなかった。疲れて帰ってきて、体がしんどい時にでもルーティンのように体が自然とお風呂場に向かい、浴槽を洗ってお湯をジャバジャバと流し入れていく。確かに体は疲れているのだけど、これが習慣化すると「ああ、帰ってきた。」と心が呟く感じがするのだ。それにお湯がドボドボ、ジャバジャバ入っていく音もなぜか心地よかったりする。
お風呂にお湯をはって浸かる習慣がついたのもお酒を飲む習慣を止めてからだった。お酒を飲んでいた時は毎回飲みすぎていたので湯船に浸かると寝てしまい死んでしまう恐れがあったからシャワー浴にしていた。思い返せばお酒を飲んでいた日々は習慣的なるものがほとんどなかった。全てお酒を中心に生活が回っていて、更にお酒に支配されている生活だった。お酒の話はまた別の機会にじっくり書くとして、お酒を止めてよかった一つの理由がこのお風呂習慣である。
確かタモリさんがいいとものテレフォンショッキングで言っていたのだが、湯船に浸かった状態で素手で体を擦っていくと見事なまでに体の垢が取れるそうだ。皮膚にもいいし体臭がなくなるという。ゴシゴシタオル(化繊のもの)などで皮膚を擦ると皮膚を痛めて逆効果とのこと。私はタモリさんの言葉だけを信じてそれを実践している。どこかで根拠を探したわけではない。ただ、見事なまでに垢が取れる。そして気のせいか肌に艶が出たように思われる。
入浴しているときに読書もしているので、私にとって入浴時間はとても貴重なものになっている。15分ぐらいは確実に湯船に浸かれるし本も読める。10分も使っていると額に汗がじわっと滲み出てくる。体もすっかり温まる。そしてこれもYouTuberのマコなり社長が言っていたのだが、良質な睡眠をとるためには湯船にしっかりつかり、2時間かけて体温をじわっと下げた頃に寝ると良いとのこと。これも可能な限り実践している。湯船に浸かる生活というのは幾つも良いことがあるのでおすすめである。