何とか冬をやり過ごしたようだ。

うつ病である私にとって2月から3月にかけては鬼門の時期である。なぜならこの時期は寒暖差が激しく気分の落ち込みが半端なく激しくなるからだ。転職したくなるのも毎年この時期である。今年も転職したい気持ちになることがあって実際履歴書を送ったりとまたしても無茶なことをやってしまっていた。昨年と違うのは、今年は「ん?この決断はまずいぞ」と寸でのところで踏みとどまれたことだった。例年だと突き進んでいただろう。それが踏みとどまれたということは、うつ病が落ち着いて来ていて精神が安定して来ているからだと思われる。いい傾向である。

思い返せば鬱症状がひどいときは深夜に目が覚めてしまい、いてもたってもいられなくて2時ごろからジョギングをしてそのまま仕事に行くとか無茶苦茶だった。その頃はうつ病の自覚もなく単純に眠りが浅いのだと思っていたから、それが当たり前だと思っていた。そんな状態だから病気も良くなるわけなんてない。仕事は感情労働と呼ばれる内容だし精神的にも身体的にもこれでもかってくぐらい痛めつけていたわけだ。

今は、全てにおいて無理をしなくなった。無理な勉強(資格取得)なども「今の自分は生きることを精一杯やろう。だから勉強はやらない」と素直に思えて実際無理な勉強はしない。壁には張り紙がしてあって「会社へ行けただけでじゅうぶんだ!!」「仕事は頑張るな!!」と視界に入るようにしてある。なので仕事においても、いろんな不平不満があって以前だったら意見していたこも言わないようにしている。今はそこに注力する時ではないのだ。今は日々生きることが大事なのだ。

心配なことは、春が来て夏になる頃から躁状態になることだ。やけにやる気になってしまう。ハードルを上げて高い目標に向かって突き進んでしまうのだ。昨年はNPO法人を立ち上げるとかで月に2回も群馬県に行ったりしていた。この躁状態の時は自分でも恐ろしいぐらいアクティビティが上がってしまう。まさに猪突猛進、である。生来の行動力に躁状態が加わるものだからすごいのである。元々の仕事があっても何のその。お構いなし。やってしまうのだ。今年はコロナウィルスの件で外に向けた行動は控えめになるだろうから、読書など家でやれること、好きなことに躁のエネルギーを利用しよう。

もうすぐ50歳を迎える。40代の10年間。ずっとうつ病だった。これも自分の人生だからしょうがない。うつ病になることで失うこともあったが得ることの方が多かったように思う。自分の弱さを認められるようになったし、今の自分でいいやって思えるようになった。そして何よりも死なずに生きて今いることがすごいと思う。よく死なずにこれたと。これだけは感慨深いものがある。

好きな本を読んで美味しいものを食べて時々娘に会って仕事は無理せずに。そして何よりも自分を大事にしよう。さあ、もう50歳はすぐそこに。これからだ。

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