
昨年の今頃は「仕事を失ったらどうしよう」と不安の中にあった。病気(うつ病)のこともあってまさに綱渡り的な日々を送っていた。でも機会を得て今の会社に入社することができた。精神力、体力ともに心配だったがあれから1年が過ぎ今日(2020年4月1日現在)に至ったわけだ。1年の間、何度も心が折れそうになったが辞めずに続けてこれたのはなぜだろうかと考える。それはおそらくこういうことだ。今の仕事は18年ぐらい続けて来た自分の仕事分野であったこと。後は給料が良いこと。後は、これが一番かもしれないが家から職場が近いこと、車通勤ができること、だ。職場が近いということは、ちょっと残業をしても、嫌なことがあってもすぐに家に帰れて気分の転換ができるからだと思う。まあ、ともあれ1年間続けて来た結果今日新年度を迎えることができた。
新年度私はこれまで担当していた場所から違う場所へ移る。要するに異動である。これもちょうど良いタイミングだったと思う。やはり新しいことというのは胸がワクワクするものだ。自然やる気も出てくる。ゼロリセットかもしれないが、作っていく楽しみもあるし、自分の持てる力を改めて発揮することもできる。要するに学びの場が増えるというものだ。でも頑張り過ぎずにゆるくやっていこうと思う。昨年度もそうして来たのだった。
5年日記を購入したのも昨年の今頃。購入した当初は「来年度生きているかな」と真剣に思っていた。どうせ2段目の欄には書き込むことはないのだろうと。それがもう少しで1段目と2段目が重なる時がくる。なので今年の4月は特に思うことが多いのだ。日記や手帳にメモすることを日課として来た1年でもあったわけで、自分を振り返る期間でもあった。この先もこの日課は継続していこうと思う。プラトンは文字にすることをためらっていた。思想が文字に縛られてしまうという理由から。でも私は逆に文字にすることによって自分が何を考えているのか、結果どうなったかなどがわかるので良いと感じている。
さて、2020年度はどうなっていくのだろう。おそらく子どもたちと共に、本と共に、そして日記、メモ帳と共にあるのだろう。