私の読書の仕方

そんなに多くの本を読んでいるわけではない。ベストセラーを買ったりもしない。買って読むのは主に次のジャンル。①哲学系②教育系③社会学系④民俗学系である。アマゾンで著者から検索した買う場合もあれば、古書店でブラブラと見ながら購入する場合もあるが主にこの二つの購入の仕方である。アマゾンも古書店も中古の本がたくさん出回っており結構安価で良質な本がすぐに手に入るから助かる。また昨今のコロナウィルスの件で外出が自粛されているためこのような購入の仕方ができるのは実に重宝している。

さあ、ではそれら買った本をどのようにして私は読んでいくのか。最近では、読解が難しいと思った本については本の巻末に掲載されている解説から読むのだ。解説を読むことでその本で著者が言わんとしていることが大体つかめてくる。または入門書系を合わせて購入して読むことだ。例えばプラトンの『国家』を読もうと思った場合は、『プラトン入門』R・S ブラック著 内山勝利訳を買って『国家』について書かれているところ読んでみる、と言った感じだ。そしてこれは読了した場合もだが、とにかく理解をしっかりしたければアウトプットをすることだ。アウトプットするにはどうしたらいいかというと、これは気になったところを蛍光ペンでラインを引いて、その部分をあとで書き出すのだ。(余談だが、蛍光ペンで最高の引き心地を演出してくれるのは無印良品の蛍光ペンだ。これはおすすめ)ただそれだけ。解説も入門書もこのやり方でアウトプットする。そのことで大体の内容が脳内に焼き付けられ、本文を読み進める際に改めて想起され理解をアシストしてくれる。

内容的にどうしても理解が難しい時がある。そういう時はどうするか。声に出して読むのだ。音読。音読してもそう簡単には理解はできないが、とにかく音読してみる。ただ目で追って行くよりも確実に文章、文字を拾うことができる。これはおすすめ。「あー、難しいな。わかんないな」と思いつつも音読だと文字を声に出してそれが耳に音として戻って来て「視覚」「聴覚」の双方でインプットができる。わからなければ「ま、いいか」とそのままやり過ごす。そんな感じだ。それから最近では読解が難しい場合は、一旦本を閉じてYouTubeで検索をかけると大体の本の解説があるからそれらを視聴する。さっきの解説をメディアで見るようなものだ。これも理解を進める上で抜群に効果のあるものだ。

最後に。どんなに昔に読んだ本でも、「ああ、あそこにマーカー引いていたなあ」「もう一度読みたいな」と想起させられる。ただ流して読むのではなく、マーカーを引くだけでも良い。それだけでも立派なアウトプットだ。本を読んでその内容をどれだけ覚えているかももちろん大事だし、やはり読んだからには生活の中で役立てないと意味がない。私の場合は今の福祉の現場に向かう時、本から得た知見が役立っているしそれらがないと立ち向かえないと思っているから読書は必須なのだ。近々どんな本を読んだかを覚えている限り一覧にしてこの場にアップしたいと思っている。

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