新しいアウトプットの方法を取り入れたい

今YouTubeでのアウトプットについてあれこれ考えている。何を?どうして?ということではなくて、とにかくアウトプットをして見たいのだ。理由はそれほどない。少しあるとすれば動画を撮って自分で編集して見たいな、と思っている。

じゃあ何をアウトプットするのか?広告収入とかは全く考えていなくて、ましてやそんなことはまず無理だろうと思っている。アウトプットする内容。ひとつ有力なものとしては、僕の趣味的なものである民俗学(folklore)を軸にして、祭り、いわゆる共同幻想的なるものを捉えていきたいと考えている。つい先日、この度のコロナウィルスの件がまだ広まる前、三重県に旅行に行った。その時に現地の民俗博物館に行って見学して見て改めて各地にある祭りや風俗に対して自分は興味関心があることを再認識したのだ。それらを映像に収められないか。今年は旅行とか無理かもしれないが、プランとして温めておこうと思う。

吉本隆明が『共同幻想論』の中で以下のように述べている

わが初期国家の専制的首長たちは、大規模な灌漑工事や、運河の開削工事をやる代わりに、共同観念に属するすべてのものに、大規模で複合された<観念の運河>を掘りすすめざるを得なかった。(14)

『共同幻想論』吉本隆明著(角川文庫)より

日本は地政学的にも独特な環境にて共同なる幻想が育まれてきた。その共同なる幻想の各種表出の仕方を民俗学というカテゴリーで捉えて行く。<観念の運河>はどのように掘り進められたのか。それを僕は自分のフィールドワークとしてやっていこうと思う。そしてその方法のひとつにYouTubeという媒体を選ぶつもりだ。

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