昨年の今日、私は何を思い何をしていたか。手帳から振り返ってみる。20190420

結局薬が増えた状態でしばらく生活せざるを得ない。しかし薬のおかげで気持ちがおだやかになっているのも事実。4月スタートの大事な時期に心のベースの安定は重要だ。たよれるものはたよる。自分を過信しない。不安定な存在だと思って仕事にも向き合おう。今日先生にも伝えたが、まばたきした時の感覚がすごく軽くなった。以前は何か渋みと言うか鈍い嫌な感覚がしばらくあって気持ちの良いものではなかった。この嫌な感覚が無いだけでも随分と違うから不思議だ。

2019年4月20日の手帳のメモより

この時期、僕はうつ病としっかりと向き合う覚悟を決めていた。それは第一にクリニックの先生のことをまずは信頼することから始めた。なので4月仕事スタートの大事な時期を乗り切るために、不安に感じることを先生に事細かに相談していた。その流れの中で薬の増薬があって、その効果が目に見えるようにあってその嬉しさを手帳に書き留めたのだと思われる。実は長い期間、瞬きをしても何か目の奥に神経のうずきみたいなものがあって不快だった。そして常にどんよりとした気持ちが心のどこかに占拠していたのだった。それが新しい薬によって解消され、その薬効に驚いていたのも事実だ。「えっ?こんなに効くの?」と。でもこの薬効のおかげで先生に対する信頼がグッと増した。

思い返せば、うつ病で心の骨折と言う状態にありながらもお酒は飲むは睡眠は疎かにするはでうつ病治療にとっては最悪なことばかりしていた。薬も形式的に飲んでいただけだった。はっきり言おう。それでは絶対うつ病は良くならない。悪くなることしか考えられない。なので2019年はとにかく僕にとってうつ病と初めてしっかりと向き合い始めた時期になったのだった。すごく生きることに固執しているわけじゃ無いけど、やれることはやろう、生きるためにはやれることはやろう、そう思ったのだった。

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