
田舎への帰省は今回はあきらめた。5月のゴールデンウィークに動くのは大変だしそもそも新幹線も飛行機も取れない。夏だね。帰るのは。
今の会社の弱い部分であり重大な問題点は「時間」を大事にしていないことだと思う。
今日『言葉と物』ミッシェル・フーコー著を読む。わからなくても何度でも読み返して読解できるようにする。結果わからなくても良い。とにかく読む。
シャツ4枚アイロンをかけた
2019年4月25日の手帳のメモより
2018年の秋も終わる頃に父が死んだ。仲の良かった父と母。父亡き後母は随分と元気がなくなった。そのことも気になっていつ帰ろうか考えあぐねていた。僕の方は福祉の現場に戻ってまだ1ヶ月しか経っておらず、体も心も落ち着いている状態ではなかった。帰るならゴールデンウィークか?と思っていたが結局新幹線も飛行機も予約でいっぱいでチケットが買えず。それで帰省は諦めた。結局このあと夏休みも帰れず帰省したのは12月末になった。その時は娘も連れて行けたので、結果良かった。
もう会社の愚痴を言っているが、実はちょっと愚痴とは違っていて、報告ベースで済む会議をわざわざ全職員出勤させて形式を重んじる風潮があって、それは前時代的なもので化石みたいな物だった。はっきり言って無駄。時間はとても貴重な物だとわかっていればこのような無駄な会議はやらないはずだ。2020年4月現在のコロナ非常事態においては会議は真っ先に中止になった。ペーパーを回覧するだけで事足りている。そう言うことなのだ。
『言葉と物』に対して並々ならぬ強い意思を持っているのがわかる。今では絶対に読めないと思う。向き合う体力も精神もない。2019年は僕の枯渇していた読書の泉にとにかく知識の水を投入していたのだろう。
この頃、とにかく暇さえあればワイシャツにアイロンをかけていた。ワイシャツを結構な数持っているので洗濯してある程度たまったら一気にアイロンをかけてしまう。パリッとなるのが心地よかった。
そんな2019年4月25日だった。さて2020年の今日、僕はどうしている?1980年代に発売された大江千里のCDを中古で買ってiPhoneに移した。この頃の日本の音楽は元気だったように思う。今、外出自粛で心萎えている時になんとなく聞きたくなった大江千里。そして元気をもらってる。
「リアルに生きてるか?」
変化する時代に大江さんの歌声が胸に響きますね。
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