
次の仕事までゆっくりできるなんて幸せだなあ。
Tさんがまた僕と連絡とってくれること本当に嬉しい。
やはりわからないことは聞いてみるものだ。Mさんに聞いて対応の仕方を学べた。マルクス・アウレリウスの名言「理性をそなえた存在は、あらゆる障がいをおのが労働の素材となして、有効に活用することができる」である。何事も無駄なことはない。全て役に立つ。
2019年4月29日の手帳のメモより
タンクローリー に乗っている時は、退勤してから次の日の出勤まで(場合によって日を跨いで直ぐという時もざらにあった)がえらく短かった。帰ってきたら大急ぎでご飯を食べて風呂に入って寝る。なので本を読んだりする時間なんてなくて、次の日の配送先の下調べをしてたら寝る時間がきてしまう、という感じだった。現在の仕事に変わってからは睡眠時間も8時間はしっかり取れるし本を読む時間もある。そういう生活の変化に喜んでいた様子がメモから伺える。
Tさんは、若い方で以前働いていた職場の元同僚である。僕を慕ってくれていて時々連絡をくれる。タンクローリー に乗っている時は会えなかったが、仕事が変わってまた同業者になったこともあって「会ってご飯でも食べましょう」ということになったのだ。一緒に仕事をしその時に同じ思想を共有し実践した仲間というのは素敵な存在である。
20歳を過ぎたら年下年上は関係なく、仕事のできる人に教えを乞うべきであるというのが僕のモットーである。48歳の新人職員は、真っ先にプライドを捨てて教えを乞うという精神にのっとって「わからないこと」「(利用者対応で)迷っているところ」を率直にMさんに聞いたのだった。ちょっとした壁にぶつかっていたので聞いてよかった。対応の仕方のポイントと関わり方のコツを教えてもらったのだった。
そんな2019年の4月29日だった。さて、2020年の今日、僕は新しい部署になって新しい仕事に取り組んでいるが、やはり今も若い職員の人から真摯に教えを乞いながらやっている。僕が20代、30代にこんな素敵な大人だったかなあ(汗)と思うぐらい今の若い人たちは賢いし気持ちの良い人たちが多い。彼ら彼女らは全て私の先生である。