
インプットとアウトプットと横文字で見るとえらく崇高な印象を受けるが、もしかしたら子どもたちはこれをさらっとやっているんじゃないかと思ってしまう。子どもたちは知見を得ることや体験を通しての吸収力がすごく高いし、創意工夫でそれをいろんな形で表現する。その主なものが遊びという形ではあるが。もしかしたら子どもを先生にすればインプットのやりかたもアウトプットのやりかたも学べるのではないか。この本を読みながらそう思ってしまった。さて、アウトプットしてみよう。
「話す」ことから始めましょう。
「昨日、こんなことがあってさ」と昨日の出来事を友人や同僚に話す。これも立派なアウトプットなのです。
読んだこと、聞いたこと、自分が体験したこと。それについて第三者に言葉で話してみましょう。
まずは「感想を人に話す」ことからアウトプットをスタートするといいでしょう。
「自分の意見」「自分の気付き」をひとつでいいので盛り込むことです。
自分がどう思い、どう感じたのか?そこに「あなたらしさ」が盛り込まれると、あなたの「話」に価値が生まれ、耳を傾けたくなるのです。
仕事での成功や、良好な人間関係を維持するためには
ポジティブな言葉がネガティブな言葉の3倍以上必要であるということ。「アウトプットしよう!」と言った場合、ネガティブなアウトプットをしない。ポジティブなアウトプットを増やさない限り、成功や幸せにはつながらないのです。
悪口をいうとストレスは増えることが明らかにされています。
人間は非言語的なメッセージによって、言葉に出さないことも伝えてしまうので「課長が嫌い!」と言う思いは、確実に相手に伝わります。
悪口をいい合う。それは人の短所、欠点、悪いところを探してアウトプットする訓練をしているのと同じです。
言葉の意味内容そのものよりも、視覚情報や聴覚情報を重視しているのです。
話の内容よりも、とりあえず笑顔で明るく話すことの方が何倍も重要なのに、多くの人は「何を話すか」ばかりに気をとられて、「どう話すか」については気が回らなくなっているのです。
今よりも、ちょっとだけ非言語的コミュニケーションを意識するだけで、あなたのコミュニケーション力が大幅にアップすることは、間違いありません。
また、アイコンタクトによって、ドーパミンば分泌されます。
具体的なアイコタクトのコツとしては、(1)目の間を見る 眉と眉の間、目と目の間、あるいは相手の鼻の周辺を見るようにすると楽にアイコンタクトができます。
まずダメな話法
No But 話法
Yes But 話法です。「悪いニュース」を直接伝えないで、クッションをいれる。「最近、売上業績もアップしているし、すごく頑張っているね。ただ、遅刻が多いのは問題だな。時間厳守で頼むよ」
人間の行動が変わるためには「気付き」が必須です。
本人に気付かせることを目的とした「Yes How 話法」は、部下の行動を改善させる効果の高い方法と言えます。
時に変化球を交えながら、相手に届くボールを投げることも大切なのです。
挨拶はコミュニケーションの入り口です。まず挨拶があって、雑談が始まり、より深い内容の会話ができる。挨拶をすればするほど親密度は高まります。
相手の存在を認める好意
挨拶を交わすということは「ストローク」を交換するとことで、それを「交流」といいます。つまり挨拶は心理学的に見ても、「交流」の基本となるのです。
『THE POWER OF OUTPUT 学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑著(サンクチュアリ出版)をアウトプットしていくシリーズより
僕の行っているアウトプットの方法は、
- 毎日手帳1ページいっぱいにメモを残す。書いたメモのうちポジティブな言葉のしたに赤線を引く。ネガティブな言葉には引かない。なのでポジティブな出来事がたくさんあった日は赤線でいっぱいになる。
- 日記を書く
- ブログを書く
- 筋トレをする