
自分の子ども2人が行方不明になった夢をみた。各方面を探すも見つからず。群衆に紛れこんだすきにいなくなった。妻らしき人物(顔ははっきりせず)が「忘れ物をして家に帰ったのではないか?」と言い出し急遽自宅へ探しに走る自分。自宅扉前まで来てもがいている自分。子どもたちが中で死んでいるのではないか、と思って入るのをやめてしまった。ここで目が覚める。
2019年5月5日の手帳のメモより
この頃、夢で見たことを書き留めることをしていたのを覚えている。その一つがこれだ。夢は不思議とみているときは臨場感があって実に生々しいんだけど、目が冷めて起き出してしまうと波が引いていくように「さーっ」と忘れてしまう。なので夢をみて覚醒したならすぐに手帳なりに書き出さないといけない。その書き出しも頭がボーッとした状態なので思うように書けなかったりする。
それにしてもこの夢は無意識の世界に痕跡として、僕の体験が根強く今も残っている証拠だ。子どもを死別したことと、離婚して妻子と離れて暮らすことになった今。それら離別の体験がしっかり残っているのだろう。でもこの夢はとてつもなく辛いなあ。自分の子どもたちが行方不明になるなんて、現実には絶対起こってほしくない。
そんな2019年5月5日だった。さて2020年の5月5日はどんな日になるのだろう。夢のことを考えていたらまたフロイトを読みたくなってきた。