
昨夜布団に入って横になっているときに
「そういえば春になった。春になれば新しいことにチャレンジしてもいいんだった」
とスイッチが入った。眠れない。もう頭の中は何をやろうかとそればかりが巡ってしまい、ああ、またこの時期がやってきたなあ、と感慨深い思いに。別に今の仕事にすごく不平不満があるわけではない。ただ新しいなにかにチャレンジしたくなるのだ。昨年もその流れからNPO法人を立ち上げるとかであっちこっちと動きに動いた。自分の行動力にも驚いたのだが、結局それは僕の力量では無理だということで秋口にはすっかり諦めて動きも止めたのだった。あれから1年。さて、今年はなにをやるのだろう。
別にこれと言って大きなことがしたいわけではない。いや、今年に限っては意外に冷静で身近なことからやってみようかとスモールステップ案が浮上している。読書は続けていくだろうし、その中でもプラトンの著作集を全部読破しようと目論んでいる。あとは、録音機(集音器?)を用意して渚の音とか、森の音を集めてみたいと考えている。Amazon Echoで「フクロウの森」というフクロウの鳴き声が流れてくる音があるのだが、それが実によろしいのだ。自分もあんな自然の動物の鳴き声とかを録ってみたい。
非常事態宣言が解除されてもしばらくは旅行とかは無理そうだから、近所の海辺にでも出向いて、椅子を組み立てて、そこに座って日がな海を眺めつつ渚の音を集める、というのをやってみようとおもう。今の僕にはそれぐらいのチャレンジがちょうどいい、というお話でした。