
今現在も新型コロナウィルスによる外出自粛期間中である。閉塞的な雰囲気に飲まれることのないようにと自分で目標を、ささやかながら立てておいた。その目標とは、プラトンの著作を全部とまでは行かなくとも岩波文庫より出版されているものは全部を読もうと決めた。その進捗状況である。
『ソクラテスの弁明 クリトン』
『国家』(上)(下)
『饗宴』
『パイドロス』
『ゴルギアス』
『プロタゴラス』
『パイドン』
『テアイテトス』(現在読んでいる)
最後に上げた『テアイテトス』以外はこのブログでアウトプットしている。
本当ならプラトンの著作はプラトン全集に収められているのだが、それは図書館にて借りるか古本で少し高い値段を支払って購入するしかないので今後どうするか要検討である。
外出自粛期間中とはいえこうして本が読み進められたのは大きな収穫だった。プラトンの本は対話篇といって一問一答の対話形式なので読みやすいのだが、内容が難解なため1回読んだだけでは理解が出来ない。そのため2,3回と読むことになるのだが、そのための時間も自粛期間中はたくさんあった。50歳になる手前でこれだけプラトンに向き合えたのは本当に貴重な体験を得たと思っている。
おそらくもう少ししたら自粛期間も解除されるだろう。生活における余暇の選択の幅も増えるだろう。でも時間をみつけてはプラトンを読み進めていくつもりだ。