ちょっと嬉しいことが

Amazonで古書を検索していた。古い本なので値が高く手に入れるのをほぼ諦めていたら手頃な値段で出品されているのを発見した。即購入した。その本が昨日届いた。開封してみるとすごくきれいで古書とは思えない。思わず「すごい。やった!!」と喜んでしまった。その本とは『プラトン全集7 テアゲス カルミデス ラケス リュシス』(岩波書店)だ。

『ラケス』『リュシス』はすでに持っているので、この古書で僕が一番読みたいのは『カルミデス』だ。プラトンの母の従兄であるクリティアスの「思慮深さ」(ソープロシュネー)(*全集では「克己節制(思慮の健全さ)と訳されている」への吟味がソクラテスによってどうなされ、根底に流れるクリティアスの思想がどう暴かれるのか、そこを読み取りたいと思う。少しだけ読んでみたが、結構難しい。読み取れるかどうかわからない。でも今読む本だと思う。本とは出会いでもあるのだから。

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