馬耳東風ができるようになった

会社勤め人をやっていれば、否が応でも人間関係に巻き込まれる。それは善いことでもあれば悪いことでもある。自分はよかれと思ってやっていることでも周りにいる人からすると「?」となることもしばしばだ。そしてその周りにいる人は深い考えでなく軽く進言したりしてくれる。そう悪気はないのだ。実はそれが一番こたえる。受け手のこちらは真剣に捉えているのに相手はそんなに深く考えていないのだ。じゃあどうしたらいいの?って具合にこちらはなってしまう。

昔の僕だったらそう言われないようにガードしていただろうし、言われたら言い返すぐらいに血の気が多かった。でも今は違う。「そうですか」「はい、わかりました」と自分の気持がどうであれ受け流すことに徹している。実は進言してくれる人は僕のことを思っていってくれているのではなく、自分が納得したいがためにそれを言葉にしてとりあえず言っているだけなのだ。だから応答だけすればいい。そういうことなのだ。

そしてそういう人の脳みそは感覚脳でしかないと思っている。感覚、情景反射的に言うだけで論理的でないのだ。一瞬の不快感を快感に変えたいだけなのだから、「了解」のサインだけとりあえず送れば解決してしまうのだ。そして便利なことにその感覚脳は次の日になると何を言ったかも、何故言ったのかの内容も意味もすっかり忘れてしまう。だからとりあえずその場をやり過ごすだけで良いということなのだ。

感覚脳の人に対してはとにかく馬耳東風で。真剣に取り合わないこと。彼ら彼女らは自分が満足したいだけなのだから。

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