
昨年に比べて2020年の自分はどんな状態だろう?仕事は可もなく不可もなしでこなしているしプライベートもそれほど変わりなく日々過ぎ去っている。一番大きな出来事としては新型コロナウィルスによる外出自粛を契機にプラトンを読み始めたことだろうか。このプラトンとの出会いは強烈だったしこの先の僕の人生において影響を与え続けていくと思う。
昨年の今頃はNPO法人を立ち上げようと奔走していたが、今年はそんなエネルギーをそそぐイベントが湧き出てくることもなく今のところおだやかに日々をすごしている。ふと、このまま会社員として人生が終わってしまうのだろうか?と寂しい思いにもかられてしまうが、今年はやはり生活を安定させることが大事だと思うのだ。しっかり睡眠をとってしっかり食事をとり適度な運動をする。そして本を読む。これらを今年はちゃんとやっていく。そう決めた。だから昨年自分の体力・時間の半分以上を使ってしまったNPO法人立ち上げのエネルギー分を日常をちゃんと過ごすことに注ぐのだ。
過去は美化され未来は明るい希望をもたらすが、どれも現実ではない。現実は今、たった今でしかない。その今をどう生きるか?が大事である。そのためには今の自分をちゃんと把握すること。そのためにはジャーナルや日記やブログ書きで自分の思考様式を文字で書き表し目で見える形にする。日々それらを続けていくこと。続けていくことでちょっとした変化も見えてくる。その変化を見逃さないようにしよう。それだけ自分とは不可視的存在なのだ。