
「とんでもない目標を立ててしまったものだ」と大げさながら思ってしまう。どんな目標かと言うと「プラトン全集を全部読破する!!」というものだ。机の奥にずらっとならぶ全集。圧巻である。圧巻すぎる。「これ果たして自分は読み終えることが出来るのだろうか?」と思ってしまう。
確かにプラトンの著作はほとんど対話篇というもので構成されていてぱっとみ読みやすさを感じてしまう。しかしそうは問屋が卸すわけもなく、その実内容は超絶難しいのだ。ギリシャ語で読めるならそれが分かりやすいのかも知れないが、僕はギリシャ語は全く出来ない。なので日本語訳を読むことになる。こんなにも日本語って難しかったかな?と思わされるぐらい日本語も難しい。そもそもこういうプラトンの本を読むには僕の知識では無理なのではないかとだんだんと読み進めていく内に自信が喪失されていく。
いや、まて、そもそもプラトンの著作というのは一つの学問として成り立っているぐらいのものだから難しいというか奥が深いのは当然だ。僕が読んでいて難しいと感じることも自信がなくなることも当然といえば当然なのだ。だからそういう前提で焦らずに読んでいこうと思うことにした。
(7月9日現在読了したプラトン著作リスト)15
- 国家
- 饗宴
- パイドロス
- ゴルギアス
- プロタゴラス
- パイドン
- ラケス
- ソクラテスの弁明 クリトン
- リュシス 恋がたき
- メノン
- テアイテトス
- テアゲス
- カルミデス
- エウテュプロン
- クラテュロス
(未読のものリスト)22
- ソピステス
- ポリティコス
- アルキビアデスⅠ
- アルキビアデスⅡ
- ヒッパルコス
- エウティデュモス
- ヒッピアス(大)
- ヒッピアス(小)
- イオン
- メネクセノス
- クレイトポン
- ティマイオス
- クリティアス
- ミノス
- 法律
- エビノミス
- 正しさについて
- 徳について
- デモドコス
- シシュポス
- エリュクシアス
- アクシオコス