「断酒して〇〇〇日目」と毎日手帳に書き出している

僕の手帳の毎日の書き出しは「断酒して〇〇〇日目。酒を飲まなくなって自分と真に向き合える時間が増えた。続けていこう」と断酒日のカウントと合わせて、頑張っている自分の様子や、その効果などを簡潔に書くスタイルになっている。毎日だ。なぜ毎日そのようなことを書くのか。それは短いようで長い、長いようで短い、飲酒という行為と脳との格闘の軌跡でもあるのだ。今でも夢の中でお酒を飲んでしまって「しまった!!」と思うことが何度もある。それだけまだ脳がアルコールの嗜好性にやられてしまっているのだ。だから気を抜くと再飲酒してしまう恐れが十二文にあるのだ。だから日々脳をコントロールすべく文字にして書き出している。

飲酒をやめるきっかけは、やはりうつ病を自覚してからだった。それまでもうつ病であることは自覚していたが、危機感がまったくなかった。薬を飲みながらも平気で飲酒していた。うつ病の影響から飲酒にはまり過度な量のお酒を毎晩飲むようになった。健康診断でも異常がでて流石に危機感をもった。なによりもお酒をやめられない精神状態がいちばん怖かった。心療内科の先生に泣きついてようやくうつ病の治療が本格化した。先生もこの時をまっていたかのように。

だからこの「断酒して〇〇〇日目」というのは僕と先生の約束の日数でもあるのだ。「治療をしっかりやっていきましょう。そのためにはお酒は飲まないこと」と。また僕にとっての人生の再生の道のはじまりでもあった。そして今もそれは続いている。

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