
9月1日の今日ほぼ日手帳の2021年度版が発売になった。手帳はほぼ日手帳に決めているので迷わず今年も手帳本体を買った。カバーは本皮のものを長年愛用しているのでそれを継続して使用する。この手帳はいろんなところに細かい気遣いがなされていて本当にストレスフリーで使用できる。それが長年使用している理由になる。とにかく紙質が良い。辞書とかに使われているあのペラッとして丈夫な紙で、書きやすいしめくりやすい。どのページを開いても手で抑える必要なくパラッと両側に開かれる。ページにうっすら印刷されている罫線も良い。文字を書く時にその罫線があることでねじれたりせずに文字列の目印になる。その他、いろいろとおもしろい工夫がなされているが、僕が一番推しているのはやはりその紙質とめくるときの感触がとても良いことだ。
片手にすっぽりと収まるサイズ感(A6)も良い。色んな使い方があると思うが、僕はエクスプレッシングライティングで使っている。なので開けば両方のページにぎっしりと文字しか書かれていない。イラストとか書くとかおしゃれに使用したりはしていない。書けば書くほど小さな本のようになっていく。そう言われると一人の人間の毎日の出来事のつまった小説みたいなものかもしれない。手帳ならなんでもいいじゃないか、という声が聞こえてきそうだが、一度この手帳の感触を自分の感覚として獲得したらもうほかの手帳にしようとは思わなくなるから不思議だ。2021年はどんな年になるだろうか?と、どんな手帳になっていくのだろうか?、という楽しみが両方あったりするのだ。