
ここ最近不調だったため、過去の自分の記録を遡ることで何か良い回避策などがないかとメモを読み返していた。すると2年前の9月のとあるページの隅っこに「NPO法人でガソリンスタンドを経営する」とメモ書きがあった。そのメモを見た途端ぐわんと頭の中がシャッフルされるような感覚におちいり、しばらく「なんだろう」と放心状態だったが次第にシナプスがつながってゆき「なるほど!!これか!!」と声を出してしまった。
なぜか。それは去年、僕は仕事をしながらNPO法人の立ち上げに奔走していたのを思い出したのだ。そのNPO法人を立ち上げる云々のきっかけはこの2年前の9月のメモが発端だったんだ、ということなのだ。手帳の隅っこにさらっと書き残しておいたメモが2年後に現実となる不思議。あらためてメモの魔力を思い知った。2年前といえば僕がタンクローリーに乗っていた時期だ。タンクローリーに乗って仕事をしていたのだからもうその仕事に邁進すればいいのに、僕の中のもうひとりの自分が着想を得てメモに残すという行為に出たのだろう。そしてそのメモした行為がしっかり頭に記憶され2年後に実現する。
結果NPO法人の設立はいろんな問題があって実現はしなかったが、その設立に向けた原動力というのはそのわずか数行のメモからはじまったのだ。手帳にあれこれ残すという行為、文字を書くという行為、それらの凄さを改めて痛感したところで、この先も続けていこうと思った次第だ。stand.fmにも同じ内容のことを話したのでよろしければ下記リンクから。
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