『エウテュプロン』プラトン著今林万里子訳(岩波書店)をアウトプットしてみる

エウテュプロンという若者とソクラテスの対話が主で、話されるテーマは「敬虔とは何か?」だ。この<敬虔>という概念は、日本語によるそれではなく、 ギリシア人にとって<敬虔>とは、個々人の内面の問題であるよりも前にまず、宗教的続きを読む “『エウテュプロン』プラトン著今林万里子訳(岩波書店)をアウトプットしてみる”

『メノン』プラトン著藤沢令夫訳(岩波文庫)を少しだけアウトプットしてみる。

「徳は教えることが出来るのか?」というメノンの問いから始まるが、ソクラテスは「いや、そもそも徳とは何であるかを知らなければ徳を教えることなんてできない」と答える。しかしメノンの執拗な問いかけにより「徳は教えることが出来る続きを読む “『メノン』プラトン著藤沢令夫訳(岩波文庫)を少しだけアウトプットしてみる。”

『ゴルギアス』プラトン著加来彰俊訳(岩波文庫)は読んでいて実に爽快、プラトン著作集で最初に読むにはこれから!!

表題が長くなってしまったが、結論から言うと表題そのとおり。プラトンの著作を全部はまだ読んでいないが幾つか読んでいる者として少し言わせてもらおう。ソクラテスもまだ若い想定なのか、じっくりディアレクティケー(対話の術)を駆使続きを読む “『ゴルギアス』プラトン著加来彰俊訳(岩波文庫)は読んでいて実に爽快、プラトン著作集で最初に読むにはこれから!!”

『ゴルギアス』プラトン著加来彰俊訳(岩波文庫)を読み途中だけどアウトプットしてみる

納富信留先生が『プラトン 哲学者とは何か』(NHK出版)の中でプラトンの著作で最初に読むべき本として挙げられていたのがこの本である。なのでちょっと回り道はしたものの『ゴルギアス』を読み始めた。その途中経過をアウトプットし続きを読む “『ゴルギアス』プラトン著加来彰俊訳(岩波文庫)を読み途中だけどアウトプットしてみる”