992日目。2年8ヶ月と18日が経ったことになる。当時のことを思うだそうにも思い出す術がない。僕の脳みそは頼りないポンコツなので思いだそうにも思い出せない。あの当時、そう、まだお酒を飲んでいた頃の自分は、一体何者だったの続きを読む “あの頃の、そう、まだお酒を飲んでいた頃の自分は、一体何者だったのか?”
タグアーカイブ:ソクラテス
10月10日が迫っているが、読書会に参加したいという人が一人も現れない。
「プラトン読書会」それが僕の作ったサークルの名前だ。世界中探せばたくさん出てきそうなありきたりな名前だが、もうちょっと細かく名付けるとすると「プラトンとの読書会」と言いたいぐらいなのだ。プラトンの哲学を学ぶのではなく、プ続きを読む “10月10日が迫っているが、読書会に参加したいという人が一人も現れない。”
魂とは
魂はどこにあるのか?自分のまわりにまとわりついている幻想をすべて取り払い、純粋無垢なる自分というものが魂とするなら、そんな自分にはどうやったら出会えるのか?目をつむり外界の全ての物音をシャットダウンし、まぶたの裏に浮かん続きを読む “魂とは”
『プラトンとの哲学 対話篇をよむ』納富信留著(岩波新書)を一部読んで気付いたこと
プラトン全集の1/3を読んだところで無謀にも『ソピステス』に挑戦した。しかしその難解さに潔く読むのを諦めてそこから数週間が経った。途方に暮れているところにネオ高等遊民さんの動画で「哲学書を読む意味を見出すには解説書に当た続きを読む “『プラトンとの哲学 対話篇をよむ』納富信留著(岩波新書)を一部読んで気付いたこと”
『クラテュロス』プラトン著 水地宗明訳(岩波書店)から抜粋しただけのもの
ソクラテスの全財産はクセノポンによると(家と家財道具を含めて)5ムナ(500ドラクメ)くらいだったという。*1ドラクメが小麦17リットルぐらいに相当(7) 事物はわれわれとの関係において(相対的に)有るのではなく、またわ続きを読む “『クラテュロス』プラトン著 水地宗明訳(岩波書店)から抜粋しただけのもの”
『エウテュプロン』プラトン著今林万里子訳(岩波書店)をアウトプットしてみる
エウテュプロンという若者とソクラテスの対話が主で、話されるテーマは「敬虔とは何か?」だ。この<敬虔>という概念は、日本語によるそれではなく、 ギリシア人にとって<敬虔>とは、個々人の内面の問題であるよりも前にまず、宗教的続きを読む “『エウテュプロン』プラトン著今林万里子訳(岩波書店)をアウトプットしてみる”
『テアイテトス』プラトン著田中美知太郎訳(岩波文庫)をわかるところだけアウトプットしてみる
「知識とは何か?」という問いがメインのテーマ。若きテアイテトスがソクラテスに対して「知識とは感覚である」という解を手向ける。ソクラテスは自分は産婆役であり、青年たちと問答をすることによってその青年たちから新しい知識を生み続きを読む “『テアイテトス』プラトン著田中美知太郎訳(岩波文庫)をわかるところだけアウトプットしてみる”
電子書籍に慣れない
Kindleはいちおう持っている。Kindleで本を買ったりもした。でもなぜか馴染めないのだ。もちろん文字を追うことは電子書籍も紙の本も同じようなものだ。それにKindleだと何冊も何十冊も一つの端末で持ち運ぶことができ続きを読む “電子書籍に慣れない”
むずかしい本を読むということ
今読んでいる本は『テアイテトス』プラトン著田中美知太郎訳(岩波文庫)だ。これがまた結構な内容で、ここ簡単にまとめてどんな内容のものなのかを書くこともできないぐらい全くもって内容を理解していない。それでも理解しているつもり続きを読む “むずかしい本を読むということ”
ついにプラトン全集が届くのだ
これまでの人生において1人の作家の本を全部集めるのは何度あったことだろう。それほどなかったように思う。この度プラトンの全集を購入したのも『ソクラテスの弁明 クリトン』プラトン著との出会いがあったからだ。そもそも古書店にい続きを読む “ついにプラトン全集が届くのだ”